裁判傍聴ブログ

旭川地裁を中心に裁判傍聴記を書いています

大麻取締法違反:どこかで警察が見ている

f:id:hatinoyado8:20181212224021p:plain

大麻取締法違反の裁判でした。

北海道では自生している大麻があるため、この罪名は珍しいものではありません。私が傍聴したのでも3回目です。

被告は30歳男性。やくざと付き合いもなく、男友達とルームシェアしている一般男性です。前科もありません(10年前に覚せい剤をやったといってました)。

帯広市で生まれ育った被告は、両親と生活していました。調理師専門学校を卒業と同時に独り立ち。旭川に住み、調理の仕事や風俗の仕事をしていました。

道東のとある場所で大麻を伐採し、252gを所持していました。小さめのジップロックで5袋ほど。「1年分はあった」ということです。

 

証人・母親

小柄でショックを受けているであろう、母親が証言台に立ちました。「・・・・・」と小声で何を言っているか聞き取れません。「もっと大きな声でしゃべってください」と裁判官に注意されてしまいます。

息子との関係は良好。覚せい剤の使用はわからなかった。実家で生活させ、仕事を見つける予定ということです。

母親が辛そうに証言する姿というのは、とても効果的。というのも、この日は傍聴ツアーが入っていて、10人以上の若い男性が傍聴席に来ていました。こんな姿の母親を複数の人間に見られてしまう、これはきっついでしょう。

 

被告人質問

「なぜ、やってしまったの?」という質問に「よく眠れるから」と答えました。「いつから吸ってたの?」「中学から、去年ぐらいから再開した」「同居の男性とマンション買っているよね?」「話し合って処分します」「帯広に帰ったら、畑が近くなるでしょ」「・・・もうやりません」

 

同居の男ってのが気になりますが、初犯ですし、普通に執行猶予が付くはずです。「じゃ、休廷のあと、判決します」と10分休廷、その後「懲役2年、執行猶予3年」の判決が下りました。

 

後記

どうして捕まったのか?が語られませんでした。被告はやくざと付き合いがあるわけではなく、ちょっと不思議です。

ひょっとしたら、大麻が生えている場所に警察のカメラがあるのかもしれません。そして、車のナンバーを抑えてしまえば、検挙できます。

 

大麻愛好家が「大麻は悪いものじゃない!」と主張する現在、北海道にやってくる大麻ハンターは少なからずいるのでしょう。彼らに言いたいのは

あほくさいからやめておけ

ということです。よく眠れて、リラックスしたい。それなら仕事を辞めて温泉にでも入ったほうが生産性があります。どうしても吸いたいなら、合法な国にいけばいい。日本では大麻は違法なんです。それに文句があるなら、政治家になるしかありません。

 

hatinoyado8.hatenablog.com

 

 

hatinoyado8.hatenablog.com